画集『Deer』/ミヤギユカリ 作

¥1,200

ミヤギユカリさんについて

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イラストレーターとして活躍されるミヤギユカリさんと当店のディレクターの今井が出会ったのは、25年前のこと。広告や書籍などのイラストはもちろんのこと、ミヤギさんが描かれるいきものの表情と佇まい、その向こうに見えてくる精神のようなものに惹かれ、当店のアイコンであるフクロウを描き下ろしていただきました。この画集『Deer』の中に描かれた鹿たちの表情と佇まいから、目には見えない何かまで感じていただけたら、とてもうれしく思います。

(以下、プレスリリースより引用)

絵をみることで、世界をみている

『Deer』は 野生のシカの世界を描いたモノトーンの画集です。ミヤギさんの描くシカの世界は、リアルであると同時に抽象性が高く、鹿という生きものをカタチとしてではなく、精神のありようとして捉えているように見えます。

だからシカという動物が、いったいどんな動物なのか、日々どのように暮らしているのか知りたければ、こ『Deer』という本がヒントになります。

ミヤギさんは「森の神の使い」という言葉を、シカに当てていました。

シカを描くことが、シカの棲む森につながり、森を描くことが、シカを始めとする生命の存在につながっている。『Deer』か
らはそのような世界観が見えてきます。

絵は、描く人の頭の中にある世界の見え方を、言葉をつかわずに伝える手段。受けとる方。一種のテレパシーのようなものです。

『Deer
は、たくさんのシカの絵をはさんで、作家とデザイナーの間で、言葉を介さない理解と承認(賛同)が行き来して完成した作品のように見えます。立ちのぼる余白と静寂の感覚が、そのような軌跡を想像させます。

絵をみることは、わたしたちが生きているこの世界を、作家の目を通して精緻に見直すことなのかもしれません。

大黒和恵(Web Press 葉っぱの坑夫)


著者:ミヤギユカリ
デザイン:角谷 慶(Su-)

発行:2021年1月5日

本体:B5判(182×257mm)
   片観音表紙中綴じ製本/20ページ/モノクロ
   用紙・ハイマッキンレー ディープマットスノー

カード:148×210mm
    片面カラー/UVニス加工/用紙・コートボール