『ガセネッタ&シモネッタ』/米原万里 著

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国際会議に欠かせない同時通訳。誤訳は致命的な結果を引き起こすこともあり、通訳のストレスたるや想像を絶する・・・ゆえに、ダジャレや下ネタが大好きな人種なのである、というのが本書の大前提。「シツラクエン」や「フンドシ」にまつわるジョークはいかに訳すべきかをはじめ、抱腹絶倒な通訳稼業の舞台裏を暴いたエッセイ集。シールによる、米原万里さんのサイン入りです。

喫茶ギャラリー「アピスとドライブ」を開く準備をしている時に、同じ鎌倉・佐助の地に米原万里さんが旅立たれるまで住まわれていたお宅があることを知りました。そして妹さんである井上ユリさん(井上ひさしさんの奥様でもあります)と仲よくさせていただくことになる(日頃から、本当にお世話になっています)というご縁に恵まれ、当店で米原万里さんの作品を販売させていただくことになりました。人の出会いの不思議さを想いつつ、井上ユリさんに感謝いたします。

発行所:文藝春秋
2003年6月10日 第1刷
2008年7月25日 第14刷

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