○プロフィール

職人。1999年生まれ。

昔の技法で櫨の木から蝋燭をつくる。

蝋燭を「闇をつくる道具」として捉え、古物や草木・歴史・建築の力を借りながら、人々が感応するための場を設える。


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○コンセプト


1500年前に日本に伝わった「ろうそく」はおよそ室町江戸期に現在の製法・素材となり「和ろうそく」へと姿を変化させました。



和蝋燭の特徴は炎の大きさ、そして光の優しさ。キャンドルにはない太い灯芯が大きく空気を吸い上げ、無風でも炎が揺らめきます。


また全ての素材が植物でできているため燃焼輝度が低く、現代の照明や電子器具に慣れた私たちの目を、優しく癒してくれます。

かつては家のお仏壇や街の寄席演芸・お座敷、お茶室など幅広いシーンで使われていた和蝋燭ですが、戦後の生活様式の変化を経て、急速にその姿を消していきました。

しかし今でも全国に十数軒、手仕事での蝋燭造りを続けているお店が残ります。

和蝋燭 青栁は二〇二一年、蝋燭屋が一軒もなくなってしまった都市・東京で活動を開始しました。
現在は京都・山梨を拠点に、全国からご依頼を頂いて蝋燭のお仕事をさせて頂いています。

日本の自然と先人の工夫から生まれた炎をもっと魅せたい。

その思いから各種コラボ・WS空間演出の活動を展開しています。

思えば私たちの祈りも、祭りも、昔話しも、初めは夜の闇の中で育まれてきました。


昔よりずっと明るくなった日本に
一息つける炎とくらやみが、一つでも増えますように。



○作り方

伝統的な製法である「手掛け製法」によって作ります。


材料は植物性の灯芯と木蝋をつかい、溶かした蝋をバウムクーヘンのように一層ずつ重ね、蝋燭を整形します。

完成した蝋燭には年輪が浮き上がります。

また、太い空洞をもった灯芯が油を吸い上げるため、炎が大きくゆらぎます。

「手掛け」制作中の様子


年輪の様子

 

○使い方
食事の場・お風呂に浸かりながら・音楽を聴きながら・お茶を飲みながら
…
日常の幅広いシーンでお使い頂けます。

古くは寄席園芸/歌舞伎なども蝋燭の炎で見られていました。

現代では舞台/音楽やダンスのパフォーマンスの灯りとして/茶会や食事会などの空間装飾の一部として
使って頂いています。


蝋燭を灯した部屋/舞台の様子