冬籠りの虫たちが這い出てくるころと言われる、
二十四節気の第三。二月節。
関東地方は、今週は暖かな日が続くようです。

元虎屋さんの職人として45年間勤務されていた
伊藤郁先生のお正月の和菓子、
今年初めての和菓子のワークショップは、
みなさまからのご要望が多かった
「いちご大福」と「桜餅(道明寺)」です。

先生のデモストレーションをみて、
そのお菓子を試食し、
ご自身でつくられたお菓子は合計4個を
お土産としてお持ち帰りいただきます。

ぜひ、この機会に正統派の美しい和菓子作りを
学び、楽しんでいただければと思います。


先生からは、
桜餅は、関西風と関東風の2種類があります。
皆様はどちらの桜餅がお好きですか?
関西では道明寺粉を使い、関東では小麦粉・
白玉粉・上白糖などを使い
焼き皮にして仕上げています。
地域によりお菓子も変わってきます。

また、桜の葉は食べますか食べませんか?
7割の方が食べる派、残りの3割は食べない派。
貴方はどちら?

イチゴ大福の餡は白餡派?こし餡派?などなど、
当日はこのようなお話をさせていただきます。
とのことです。お話も毎回大好評です。

また、先生の3/11発売の新刊
「はじめての和菓子作り」をみなさまに
お披露目させていただけるかもしれません。
まだ未確定ですが、ご覧いただけるよう
進めてまいります。

みなさまのご参加をお待ちしております。

 



2024年3月13日水曜日

1回目:11:00〜13:15
2回目:14:30〜16:45

定員:各 8名さま
*定員になり次第、終了いたします。
*材料の準備の関係上、
3月6日以降のキャンセルが
不可となりますことをご了承ください。


趣の違う生菓子2種制作します。

・いちご大福
・道明寺の桜餅

約2時間の制作後、
講師がデモンストレーションで作ったお菓子を
一つお召し上がり頂きます。
(お抹茶or養生茶or珈琲付き)
お持ち帰りはお作りになった
各2個づつ合計4個です。

持ち物:エプロン、メモ道具など

参加費用:5,500円税込
(試食時のお茶とお持ち帰りのお菓子込み)

 


いちご大福


道明寺の桜餅


講師プロフィール
伊藤郁(いとうかおる)70才

株式会社「虎屋」に45年間勤務し
2016年2月に退職。

東京・京都の工場にて
30年以上菓子作りに従事する他、
その経験を活かした広報課勤務時代には
NHK Eテレ「趣味どきっ!」、
「和風総本家」などにも出演。

2018.19年には北京日本大使館、上海領事館、
台湾交際交流協会依頼の海外和菓子教室も行い、
国内外に和菓子の魅力を伝え続けている。

 

前回のワークショップの様子

伊藤先生の楽しいトークでとても和やかに和気あいあいとした雰囲気で行われました。先生が魔法のように作られるデモストレーションのお菓子に、みなさん感激。

各自の制作にもとても熱心に集中して取り組み、美しい仕上がりに。男性の生徒さんもいらっしゃいました。