【プロフィール】

高張創太

SOTA LEATHER PRODUCTS主宰

大学で生物産業学を学んだのちにイタリアでレザークラフトを習得し、「Japan Leather Award 2021」フリー部門でベストプロダクト賞を受賞。

Instagram_@sota_leather_products

ホームページ_https://sotaleatherproducts.shopinfo.jp

 

【蝦夷鹿に対する高張さんの想い】

最近シカやイノシシが増えてきて、害獣駆除されるというニュースを目にすることもあります。ジビエ料理が少しづつ日本でも知られるようになってきていますが、駆除された動物のほとんどは焼却処分されるという事実があります。 北海道に生息するエゾシカはおよそ60万頭といわれ天敵のオオカミの絶滅、ハンターの高齢化による減少によって増加しています。 数が増えすぎたことで森林被害、農業被害、電車や車との交通事故など問題も増え害獣として年間およそ13万頭駆除されています。 駆除されたシカのうち、肉の利用はおよそ17%、皮はほぼ利用されず処分されているのが現状です。 サーミの人々と同じ素材、トナカイ革を使うのではなく、サーミの人々の尊い命を無駄なく利用しようとする気持ちを大切に駆除されてしまったシカを有効に活用できないかと、SOTA LEATHER PRODUCTSで販売されている作品は、北海道に生息するエゾシカの革と角で制作しています。