may(造形作家)について
1986年大学入学のため渡米 アートの巨匠による身につける立体を盛んに促進していた時代 NY州立大学FITでアート、金工技術を学び 卒業後Fine JewelryブランドJoseHessを経て独立
視覚芸術のみならずAIで立体も出来てしまう『今』だからこそ手作りで制作中 2010年帰国 逗子在住
インタビュー
Q1 .今回の作品の紹介をお願いします。
今回は今まで作り続けて来た指輪の中からそれぞれ制作時期の異なる3点を展示しています。
また天井から吊り下げる立体物と今後大きな立体になる可能性のある造形物を金属のワイヤーでピアスやペンダントトップにしました。
立体額の作品は以前も制作しましたが、今回は更に抽象性を絞り込んで違う角度で表現をしたつもりです。
Q2 .その作品への想いは何でしょうか。
通常ジュエリーはFineかCostumeの2択、つまり貴金属(金銀プラチナ+宝石等)か、それ以外そして、装飾的またはファッションの一環として捉えるのが一般的なのですが、エネルギーの観点から見ると、全ての物質は振動数を持っていて、装飾、流行とは無関係にそのもの自体が独自の波動、存在意義を持っています。例えば身につける衣服や持ち物から「その人らしさ」が漂うのは、それぞれの振動数が共鳴し同調して全体の雰囲気を作り出すプロセスを、人は察する能力があるからです。装着する本人が感じる感触や強さ重さ 空気の揺れが結果的に動作そして行動を決定している。ですが、選ぶのはその人なのでその人も又、表現者なのです。人類の歴史や文化をたどると大地から遠のいた現代人から決定的に変化した何かがあるように思われ、周波数を発する造形物をこの世界に引っ張り出してくる一人として、その何かがあるなら、欠けた部分を補完し癒し活性化できたら?と云う所に想いを巡らし、デザイナーでなくメッセンジャー 装飾でなく盾になるような指輪の造形を続けて来ました。現在は指輪に限らず、より開放された様々な素材やスケールでも制作をしています。
Q3 .座右の銘を教えてください。
全てはエネルギー
Q4 .趣味を教えてください。
Matrixの外側探求
Q5 .鎌倉はいつ頃からアトリエをお持ちですか。
又、そのきっかけは何でしょうか。
逗子に引っ越したのは2010年です
Q6 .鎌倉の好きなところ、好きな季節、好きな場所はどこでしょうか。
街にも近く海も山もある所
Q7 .1日の中で、好きな時間はいつ、何をしている時ですか。
朝 集中してる時ならいつでも
Q8 .もし、別の場所にアトリエを持つとしたら、どこですか。
予定なし
Q9 .今後、作っていきたいと思っている作品について教えてください。
身につける、つけないに限定せず、意味からの開放、人が本来の力を思い出すきっかけになるような新しい提案をしていく。