久保田潤 展覧会
「日毎の眺望」

2023/12/15/fri〜2024/1/21/sun
金土日祝 11:00〜17:00 open
※12月25日〜1月4日 冬期休業

喫茶ギャラリー アピスとドライブ
神奈川県鎌倉市佐助2−13−13
電話:0467−26−8725
お問い合わせ:shop@drivedirection.jp

作家の在廊予定は、インスタグラムのストーリーズでお知らせいたします。

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久保田潤 @jubotakun55
アピスとドライブ @apis_and_drive

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「日毎の眺望」

絵を描く、ということは、目を使う、ということなのだけど、目は日常でも当たり前のように使っている。

散歩をしている目は周囲を眺めていて、花や雲が気になれば、ズームアップやズームバックを一瞬のうちに自然にしているけれど、その動きは、もしカメラ越しだったら目眩がするに違いない。

なぜそうならないのか。
目を通る全てが遠い風景だからだろうか。
絵を描きながら、そんなことを考えている。

日々歩いたり、海に入ったり、絵を描いたりする。
日毎の目。
日毎の眺望。


久保田潤  プロフィール
Jun Kubota
1956年 東京生。
東京藝術大学デザイン科卒。
広告映像制作を経て、2009年より個展・グループ展。
鎌倉在住。

個展
2009年12月 久保田潤展「水浴図」 表参道画廊(表参道)
2010年3月 久保田潤展「水浴図」TAMBOURIN GALLERY(神宮前)
2010年9月 久保田潤展「水浴図」MUSEE F(表参道)
2010年10月 久保田潤展「水浴図」トップアート鎌倉ギャラリースペース(鎌倉)
2011年6月 久保田潤展「水浴図」SLOPE GALLERY(千駄ヶ谷)
2011年11月 久保田潤展「外光」鎌倉ドゥローイング・ギャラリー(鎌倉)
2012年8月 久保田潤展「南中島」QUALIA JUNCTION(銀座)
2014年3月 久保田潤展「雲の行方」MUSEE F(表参道)
2014年7月 久保田潤展「在ることについて」maruseB1gallery(目黒)
2014年11月 久保田潤展「光景」鎌倉ドゥローイング・ギャラリー(鎌倉)
2016年10月 久保田潤展「草に眠る」表参道画廊(表参道)
2017年3月 久保田潤展「海や雲』R no2(鎌倉)
2017年8月 久保田潤展「ガラスの封筒と海と」求龍堂主催(恵比寿)
2017年10月 久保田潤展「なみにのる」SLOPE GALLERY(千駄ヶ谷) 
2019年3月 久保田潤展「水浴図」John(鎌倉)
2019年9月 久保田潤展「ねこへのみち」studio COOCA(平塚)
2020年9月 久保田潤展「海景」南洋ギャラリー(渋谷)
2022年1月 久保田潤展「日の向こう」鎌倉ドゥローイング・ギャラリー(鎌倉)
2022年2月 久保田潤展「日の巡り」MUSEE F (表参道)
2022年12月 久保田潤展「散歩の途中」SLOPE GALLERY(神宮前・千駄ヶ谷より移転)
2023年8月 絵本「なみにのる」原画展ロンハーマン 千駄ヶ谷
2023年11月 絵本「なみにのる」原画展ロンハーマン 二子玉川(12月25まで)

グループ展
1980年 SHOWERS展 (野又穣・土屋孝元) ギャラリー21(銀座・当時)
2009年 THE SURF SHOP展 SPEAK FOR (代官山)
2010年 THE SURF SHOP展 SPIRAL (青山)
2010年 THE SURF SHOP展 SUPER FROG Gallery (San Francisco)
2013年 THE SURF SHOP展 中之島デザインミュージアム de sign de> (大阪)
2018年 禅・仏・頂相展 GALLERY一翠堂(鎌倉)
2017年10月 絵本「なみにのる」 Bueno! Booksより刊行

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久保田潤さんのこと

絵画の内容をいろいろ聞くのは失礼かと思いますが、とにかく知りたい、久保田さんの頭の中を覗きたい、と思ってしまいます。子供のようなピュアな視点と抜群のセンスは、このキービジュアルに溢れ出ていますね。新作をぜひ原画でご覧ください。(ディレクター 今井クミ)

僕が久保田潤さんと出会ったのは、30年以上前のこと。当時の久保田さんはCMディレクターで、僕はコピーライターのアシスタント修行中の身でした。その頃から、カッコよかった。いい男であるだけでなく、纏っている空気までもが、ふわっとカッコよかったのです。それから月日は流れて昨年、僕たちは鎌倉・佐助の地に喫茶ギャラリーを開くことになり、そのずっと前から久保田さんは鎌倉で画家として、サーファーとして、やっぱり素敵に暮らされていたのでした。絵本「なみにのる」の海の世界観も大好きなのですが、今回の展覧会「日毎の眺望」で、久保田さんの目を通した遠い風景を眺められることを楽しみにしています。(店主 後藤国弘)