上岡ひとみ 美術家



1983 埼玉県出身
2006 女子美術大学大学院美術研究科美術専攻立体アート学科紙・繊維専攻 修了
自動車会社にてカーモデラーに就き、ベルリンとパリで創作活動し、2016年帰国
現在 女子美術大学美術学科立体アート専攻 紙コース 非常勤講師


2003 愛・地球博全国和紙ペーパーアート展
2003 和紙のしごと大賞 奨励賞、2004佳作
2004 個展 アートコテージパピルス 橋本
2006 埼玉伝統工芸会館
2014 大村文子基金女子美パリ賞 Cité Internationale des Artsパリ1年間滞在  2015 Cabinet Da END ギャラリーDA END パリ
2015 5 different land scapes EPICIENTRO ART ベルリン
2015 笹川日仏財団 Le Papier souffre tout  Cité internationale universitaire de Parisパリ
2015 個展Geoff Stern Art space ベルリン
2016 アマテラスミニペーパーアートコンペティション ブルガリア グランプリ 2016 筑後アート往来 アーティストインレジデンス 福岡
2018 おかえり筑後展 福岡 2021 国際交流彫刻展  ガレリアニケ 女子美術大学 杉並
2022 いりやKOUBO♯4 入選  

アトリエにて原料の楮を煮ている様子
 
 
 作品一覧 


 



上岡ひとみさんについて

美術家 上岡ひとみさんとは、鎌倉のお店のお茶室の和紙を天井や壁に貼っていただいた和紙作家の岡崎浩逸堂さんのご紹介で、そのお茶室の照明を探していた際に出逢いました。

岡崎さんの工房のお近くのアトリエで製作に取り組む上岡さんはとてもエネルギーに満ちた方で、ヨーロッパでも数年学ばれ、現在は女子美術大学で教鞭もとっておられます。

店のお茶室の天井で、自然な温もりに満ちた光を放ち、本当の月のようなニュアンスのある景色をみせてくれます。量産品とは大きく違い、有機的なフォルムと手仕事ならではの微妙な和紙の風合い。都心にいたとしてもこの自然界の象徴のような月が人の心を癒してくれ、遠くに想いを馳せることができる存在であることは間違いありません。

この自然素材と、人の手から生まれるアート作品がこの不安定な時代のなかで、私たちをよき道に導いてくれるものであると感じています。

今回は1点ものの作品も多く、ぜひこの機会にギャラリーでご覧いただければと思いますが、遠方の方々のために初日よりオンラインストアにものせることといたしました。

アピスとドライブ ディレクター今井クミ