ikukoさんについて
はぐくみの木 IKUKO
東京都出身。社家に生まれ、神社に慣れ親しみ育つ。大学卒業後、証券系システム会社でプログラマーや営業企画を経て、生家の神社で社務に携わる。
長年、体の冷えや湿疹などの不調や漠然とした不安感を抱え、心身を根本から整え改善する方法を模索。冷えとり健康法、呼吸法、気功整体、アーユルヴェーダ、数秘術などを学び実践する。2018 年、和の叡智実践伝達者育成講座、同イントラクター講座を修了。 当たり前としか感じていなかった自らの環境や神道をあらためて学び、「自身の中、そして今に全てが在る」ことを心と体で理解する。また、講座内ワークの一つであった“精麻”の縄編みに魅了され、神道に欠かせない“精麻”と“祓い”、そして「本来の自分に繋がる大切さ」を伝えたいと思うようになる。
2019 年より精麻ワークショップを開催、年間通してのべ200名以上へ精麻の知識や精麻飾り手法を伝えた。ワークショップには「本来の自分に繋がる」ためのツールとして『日本の神様カード』を取り入れ、リーディングや日本の神様、神社についてのレクチャーを行っている。
精麻(せいま)について
大麻草の茎から表皮を剥ぎ、それを研ぎ澄ました繊維です。 古来より、その独特のツヤと輝きの中から強い祓い清めの力が出てくる源泉と捉えられています。 水でも塩(海水)でも祓えない「穢れ(=気枯れ)」を祓うとされ、 神社の大幣(おおぬさ)、鈴緒、しめ縄などに用いられてきました。 種を蒔いてから収穫まで 110 日と成長が早く、大きく根を張ることから大変強い生命力と癒しの 力があるとされ、麻の葉文様を赤ちゃんの健やかな成長を願い産着に御守り(背守り)として 縫い付ける風習もあります 。 精麻を引き撫でるというのが、本来の祓い清めの作法でした。