心地よく、軽やかに、ミニマムに暮らすための石鹸を。
 
「9.kyuu」のプロデューサーである菅野沙織さんと当店のディレクターの今井の出会いは、以前に菅野さんが在籍されていた日本における自然食品やオーガニック商品の先駆けであるナチュラルハウスの仕事ででした。その後、独立された菅野さんはコスメブランディングのヒットメーカーとして、300アイテム以上のナチュラルコスメやドクターズコスメのプロデュースやコンサルティングに関わられています。その活動の根源にあるのは、明治大学の農学部で生活に密着したバイオサイエンスを学んだことをきっかけに自然療法や健康に興味を持ち、インドやモロッコ、ハワイやインドネシアなど数多くの国を旅しながらその土地の植物療法、発酵、伝統療法に現地で触れてきた経験です。現在は、特にSDGsを意識したエシカルでサスティナブルなものづくりを中心に行っていて、またSDGsに関する教育活動にも取り組まれています。心地よく、軽やかに、ミニマムに暮らすために、マインドセットを変えられるブランドを目指す「9.kyuu」の姿勢に、私たちは強く共感しているのです。
 
世界でたった一つの石鹸を作る、ワークショップ活動も。
 
そんな考え方から生まれた「9.kyuu」の石鹸。菅野さんは「体の部位や用途に応じてアイテムを揃えるのではなく、石鹸ひとつで頭から足まで全身ケアすることができれば、スペースも取りませんしシンプルで経済的です。フェイスケアと同じように、ボディも大切なお肌。洗顔ソープとボディソープを分けるのではなく、胸元や背中などボディのお肌も大切にできればと思います。」と話します。そして「長きに渡って何かを愛用するとき、やはり楽しさや喜びは必要不可欠でしょう。その点で「9.kyuu」は上質で多機能の石鹸でありながら、好みや気分に応じて香り・色・成分などを選んでパーソナライズできます。自らが選択するというプロセスは感度を高め、五感を磨きます。また、心を込めた手づくりというのは、いくつになってもワクワクするものです。世界でたった一つの手づくり石鹸を、ぜひ楽しんでいただきたいです。」とも。原料に使っているのは、イングランドのヨークシャー地方で羊毛の洗浄剤開発を手がけ1856年に創業したStephenson社のもの。湯煎やレンジをお使いいただきわずか3分程で作ることができる上、作った直後からすぐにご使用いただけるため、精油のフレッシュな香りを存分に楽しめるのも魅力です。99.9%ナチュラル成分でできた石鹸やオーガニック、RSPO認定パームの石鹸など「9.kyuu」はStephenson社と協力し、肌にも地球にもやさしい素材となりました。この素材を使って石鹸のワークショップ活動も積極的に行なっています。ぜひ参加してみてください。