HOLY FARM HAYAMAについて

Brand Story
私たちHOLY FARM HAYAMAのTulsi栽培と製品開発は、日本で「ホーリーバジル」として知られている「Tulsi(トゥルシー)」で、何か健康に役立つ製品が作れないか?という、ビジネス思考から始まったものではありません。
代表の松田有加が、はじめてトゥルシーと出会ったのは、通っていたヨガ教室のインド人ティーチャーからもらった「ホーリーバジル茶」でした。 茶葉の中に、たまたま小さなゴマ粒のような種があり、興味本位で土に撒いてみたのが始まりです。
それが15年前のこと。2011年、東日本大震災の年でした。 当時、松田は熊本県天草に移住していて、お腹には赤ちゃんを宿していました。 安心安全な食材を自分で作らなければならないと、原発事故のニュースを見て一大決心。 畑を借りて家庭菜園を始めました。
いろいろな野菜の種を撒く際に、あのお茶に入っていた小さな種のことを思い出して、一緒に撒いてみたそうです。 「HOLY=天 BASIL=草」 まさに天草にピッタリだと、そのとき閃いたそうです。
生命力が強いトゥルシーは初心者の畑人でも花を咲かせることができ、ネットで調べて収穫した花を干し、ほぐして、お茶にしてみたそうです。 爽やかな香り、喉元を開くあたたかい味。 すーっと体の奥に染み込むように心も魂も喜ぶようなエネルギーが、一杯のお茶から湧き上がり、それが松田をトゥルシーの虜にしたはじまりです。
もっと知りたい!と調べていくうち、トゥルシーには「浄化の力」が他の植物とは比べものにならないくらい凄いということを知り、食べ物に不安を抱く友人にも分けてみようと、美味しくできた茶葉を配ったそうです。
すると、「もっと分けて欲しい」「たくさん作って欲しい」「これからもこのお茶を買いたい」という声がたくさん届き、家庭菜園では収まりきらなくなりました。
試行錯誤しながら種を取り、苗を増やし、天草でトゥルシーの畑を作って製品化したことが、HOLY FARM HAYAMAのルーツです。 それから時が経ち、生まれ故郷の葉山へ帰った松田は、葉山の奥の里山で、ふたたび理想的な畑と出会います。
じつはこの畑との出会いには、不思議な不思議な物語があります。
皆さんは「やまなしもぎ」という昔話絵本をご存知でしょうか? 病気のお母さんのために3人の兄弟がやまなしの実を取りに向かう山道で、おばあさんが兄弟たちに忠告をします。 「ゆけっちゃかさかさ」と聞こえる方へ行きなさい、そうすると、やまなしの実があるよ、という、おばあさんの忠告を聞いた三男だけが見事、やまなしを採って帰り、お母さんの病気を癒すという昔話。
松田は、まるでこの絵本さながらの、不思議なおばあさんとの出会いがありました。
天草を離れる少し前、別府であった展示会に出店していたまつだのところへ、一人のおばあさんがやってきて、こう言ったそうです。 「あなたはもうすぐ葉山へ帰ることになる。そこでホーリーバジルの畑を探すなら、山道の途中、分かれ道にきたら、鳥が鳴いた方の道を進みなさい。そうすると畑があるよ。もしその畑が運よく借りられたなら、土にラクシュミ(Tulsiの化身とされている女神)が降り立つように、指で土に円を描きなさい。」
展示会の後、予言の通り葉山へ帰郷することになった松田は、子どもの頃によく親と散歩した里山へ、畑を探しに出かけたそうです。 手付かずの森が残る美しい里山には、山あいを縫うように古道が伸びていて、分かれ道がいくつもあります。 そこで、ふと、あの時のおばあさんの言葉がフラッシュバックした松田は、おばあさんが告げたとおり、分かれ道で鳥の声を聞き、鳥が鳴いている道へと登っていくと、畑が本当に広がっていて、偶然、持ち主のおばあさんと出逢い、すぐに借りることができたのです。
これが今、私たちがTulsiを栽培している畑です。 すぐに土に指で円を描いたことは、いうまでもありません。
こうして、HOLY FARM HAYAMAの畑は誕生し、ラクシュミが降り立っていると、私たちは信じています。 畑は里山で一番標高が高い頂上に位置し、視界の先には富士山と相模湾が広がっています。
月の満ち欠けに合わせた撒種と収穫。 地域の牧場から出る良質の完熟牛糞堆肥や酵素風呂で使ったおが屑。 市内の飲食店から分けてもらう米糠や、里山に蓄積している天然の腐葉土や朽ちた木を使い、 自然の循環や宇宙のエネルギーをトゥルシーに注ぎこむ、HOLY FARM HAYAMA独自の「月周期自然循環農法」は、奇跡が積み重なってたどり着いた事業の軌跡とも重なり合います。 目に見えるもの、触れられるものだけを見ず、 目には見えないトゥルシーに宿る神秘の力を感じる畑仕事と製品づくり。
特に意識はしなくても、ビジネスマインドに寄り過ぎず、自然と魔女の手仕事のような風情になる私たちのスタイルは、こうした背景が土台にある所以かもしれません。
2011年に松田が一人で始めた事業に2人のスタッフが加わり、2025年からの新たなスタートとして始まった製品開発にはいつも、「こんなトゥルシー商品があったら使いたい!」という3人の熱いトゥルシー愛があります。
スタッフの桑原は、アーユルヴェーダに造詣が深く、かつてナチュラルワインのお店を経営していたこともあります。繊細で一度浴びたら忘れられない香りの調合が奏でる「Tulsi浄化ミスト」は、主に桑原が開発しています。私たちが育てたトゥルシーの蒸留水を軸に、毎年新しい香りが追加されます。
もう一人のスタッフ、このストーリーを書いている田中は、3人の中でもっとも年長の62歳。 HOLY FARM HAYAMAの畑のすぐ近くで偶然出会った今の自宅で、100種類近い庭木やハーブ、バラ、宿根草などを育てており、乾燥させた無農薬のハーブはTulsi Teaのブレンドに使用したり、バスハーブの中に配合したり。自宅の庭を開放し、蒸留イベントやワークショップも開催しています。
最後に。 月、太陽、風、雨、大地のエネルギーと繋がり、国内外で唯一無二の「Tulsi酵素シロップ」の開発にこぎつけ、ひたすらトゥルシーへの愛をベースに手作業、手作りでお届けする製品には、他にはない香りや味が秘められていると自負しています。 アーユルヴェーダ最高峰の霊薬と言われるトゥルシーの魅力に、 HOLY FARM HAYAMAの製品を通じて出逢っていただけたら、これに勝る喜びはありません。 ぜひ、お手にとって、日々の癒しにお役立てください。








